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家庭用 太陽光・蓄電池の制度と選び方|FIT・卒FIT・補助金・見積もりの注意
導入を考えるときに知っておきたい制度と、見積もりで確かめたいことをまとめました(2026-11-01確認)。
1. 売電の価格(FIT)
住宅用(10kW未満)は、2025年度下半期から「初期投資支援スキーム」になり、最初の4年間は24円/kWh、5〜10年目は8.3円/kWhで買い取られます。2026年度・2027年度の認定も同じです。買取期間は10年で、その後は小売電気事業者などと契約して売ります(卒FIT)。
2. 再エネ賦課金
2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWh(2026年5月検針分〜2027年4月検針分)です。買う電気にかかるので、自家消費を増やすと、その分の賦課金も払わなくて済みます。
3. 費用の目安
- 太陽光: 2025年に設置された新築住宅の平均は28.9万円/kW(調達価格等算定委員会)。後付け(既築)は足場などで高めになります。
- 蓄電池: 国の資料では、家庭用の導入費用は2019年度18.7万円/kWhから2023年度12.1万円/kWhに下がっています。国の目標は2030年に7万円/kWhです。
- 維持費: 太陽光発電協会へのヒアリング(同委員会)では、3〜5年ごとの定期点検が1回約3.8万円、パワコンは20年間に一度交換され約38.4万円(5kWの場合)。このシミュレーターの初期値はこれをもとにしています。
4. 補助金
国(蓄電池のDR補助金など)、都道府県、市区町村が、それぞれ補助金を出していることがあります。対象の機器・金額・申請の時期(契約前に申請が必要なものが多い)が毎年変わるので、自治体の公式ページで確かめてください。東京都では2025年4月から、大手ハウスメーカーの新築住宅に太陽光の設置などが義務づけられています。
5. 見積もりで確かめること
- シミュレーションの発電量の前提(日射量のデータ、損失、影)。このサイトの数値と大きく違うなら理由を聞く。
- 蓄電池の「実効容量」(定格容量より少ない)、出力(kW)、停電時に全部の部屋で使える「全負荷型」か。
- 保証(パネルの出力、機器、施工・雨漏り)の年数と範囲。
- 総額(足場・申請費用を含む)と、補助金を使う場合の手順。
6. 訪問販売に注意
「今日契約すれば安い」「電気代が0円になる」などの勧誘には注意してください。訪問販売で契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。困ったときは消費者ホットライン(188)に相談できます(国民生活センター)。
一次情報: 経済産業省 2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価 / 資源エネルギー庁 買取価格・期間等 / 調達価格等算定委員会 第110回 資料 / 経済産業省 蓄電池の導入費用の推移 / 資源エネルギー庁 卒FIT