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ハザードマップの見方と火災保険・地震保険の見直し方
浸水の深さの目安、土砂災害警戒区域の意味、どの災害がどの保険の対象かをまとめました(2026-10-31確認)。
浸水の深さの目安
| 深さ | 目安 |
|---|---|
| 0.5m未満 | 床下浸水(大人の膝くらいまで) |
| 0.5〜3m | 1階の床上浸水〜1階の天井近く |
| 3〜5m | 2階の床下〜2階が浸水 |
| 5〜10m | 2階の軒下以上 |
| 10m以上 | 3〜4階以上 |
洪水は「想定しうる最大規模」の雨(1000年に1回程度を上回る確率の雨)の想定です。津波は最大クラスの津波の想定です。
土砂災害警戒区域と特別警戒区域
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)は、土砂災害が起きると住民の生命・身体に危害が生じるおそれがある区域です。特別警戒区域(レッドゾーン)は、建物が壊れて著しい危害が生じるおそれがある区域で、建築や開発に規制があります。不動産の取引では、重要事項として説明されます。
どの災害がどの保険の対象か
| 災害 | 保険 |
|---|---|
| 川の氾濫・高潮・大雨による土砂崩れ | 火災保険の水災補償(付けている場合) |
| 台風の風・ひょう・雪 | 火災保険の風災・雹災・雪災補償 |
| 地震の揺れ・地震による火災・津波・地震による土砂崩れ・噴火 | 地震保険(火災保険では支払われない) |
水災補償は、一般に「床上浸水」か「地盤面から45cmを超える浸水」、または損害が一定割合以上の場合に支払われる商品が多く、条件は保険会社や商品で違います。契約内容を確認してください。
水災等地(市区町村ごとの水災の保険料)
2024年10月以降に始まる火災保険では、水災の保険料が市区町村ごとに1〜5等地に分かれています(損害保険料率算出機構の参考純率。保険会社の採用状況は会社ごとに違います)。お住まいの市区町村の等地は損害保険料率算出機構の水災等地検索で調べられます。等地は市区町村全体の平均的な傾向で、建物ごとのリスクとは一致しません。このサイトの地点の判定とあわせて確認してください。
地震保険の基本
- 火災保険とセットで、火災保険の保険金額の30〜50%(建物5,000万円・家財1,000万円まで)で契約します。
- 保険料は都道府県と構造(イ構造・ロ構造)で決まり、割引(免震・耐震等級・耐震診断・建築年)を1つ使えます。地震保険料シミュレーターで計算できます。
- 揺れの強さの予測(30年以内に震度6弱以上となる確率など)は、防災科学技術研究所の地震ハザードステーション(J-SHIS)で調べられます。
このサイトで分からないこと
- 内水氾濫(下水や小さな水路があふれる浸水)、ため池の決壊、液状化、地震の揺れやすさ
- ハザードマップポータルサイトに載っていない河川や、更新前の想定
- 建物ごとの高さ(盛土・基礎の高さ)による違い
市区町村が作るハザードマップには、これらが載っていることがあります。ハザードマップポータルサイトの「わがまちハザードマップ」から探せます。
一次情報: ハザードマップポータルサイト / 同オープンデータ / 損害保険料率算出機構 水災等地 / 同 地震保険基準料率 / 財務省 地震保険基本料率