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豪州の家庭用蓄電池の補助のしくみ|Cheaper Home Batteries Program と州の制度
連邦の電池補助の計算方法と、州ごとの制度の探し方をまとめました(2026-11-01確認)。
1. 連邦の補助(Cheaper Home Batteries Program)
2025年7月1日に始まった制度で、電池の費用の約30%を値引きする設計です。補助は、小規模再エネ制度(SRES)のSTC(小規模技術証書)の形で、設置業者が登録して価格から差し引きます。STCの数は、電池の使える容量 × STC係数で決まり、係数は電池の値下がりに合わせて下がります。
| 設置した時期 | STC係数(/kWh) |
|---|---|
| 2025年1月〜12月 | 9.3 |
| 2026年1月〜4月 | 8.4 |
| 2026年5月〜12月 | 6.8 |
| 2027年1月〜6月 | 5.7 |
| 2027年7月〜12月 | 5.2 |
| 2028年1月〜6月 | 4.6 |
| 2028年7月〜12月 | 4.1 |
| 2029年1月〜6月 | 3.6 |
| 2029年7月〜12月 | 3.1 |
| 2030年1月〜6月 | 2.6 |
| 2030年7月〜12月 | 2.1 |
2026年5月からは容量の段階制が入り、14kWhまでは係数の100%、14〜28kWhは60%、28〜50kWhは15%になりました。
2. 主な条件(購入前に業者と確認)
- 公称容量5〜100kWhの電池が対象で、STCが出るのは使える容量の50kWhまで。
- 承認された電池の一覧に載った製品であること、資格のある設置者が設置すること、VPP(仮想発電所)に参加できる機能があること(参加は任意)など。詳しくはDCCEEW の制度のページ。
3. 州・特別地域の制度
州の補助・無利子ローンは、始まったり終わったりが多く、情報が古いサイトも多いので、必ず公式ページで確かめてください。
- NSW: NSW 政府のリベート・補助の一覧(電池やVPP参加への支援など)
- VIC: Solar Victoria
- ACT: Sustainable Household Scheme(電池を含む機器の購入に2,000〜20,000ドルの無利子ローン)
- WA: 西オーストラリア州政府の住宅用電池の制度(Synergy・Horizon Power の顧客向け)
4. 電気料金を確かめる
電池の効果は、買う電気の単価と売電単価(FiT)の差で大きく変わります。時間帯別料金(TOU)なら夕方のピークの単価が高く、電池の効果が上がることがあります。料金プランの比較は政府の Energy Made Easy(VICは Victorian Energy Compare)で。
一次情報: Clean Energy Regulator(STCの計算) / DCCEEW(電池のSTC) / 郵便番号のゾーン